家・戸建てを売る の記事一覧
【相場】新築マンション・新築戸建物件を5年後、10年後に売却したらいくらで売れる?
「新築でマンションもしくは戸建てを購入したけど、5年後、10年後いくらくらいで売れるのか気になる」 もしくは、 「これからマンションか戸建てを購入しようか迷っているけど、5~10年後に売ろ
家・戸建ての売却は、販売金額が大きいため、ちょっとした対応一つで数十万、数百万円の利益もしくは損失が発生します。にも関わらず、人生において何度も経験するものではないこともあって、いまいちどのように進めればいいのかわからないですよね。
このページでは、家を売った経験がないという方向けに、戸建て売却の方法や全体の流れ、高く売るためのコツ・ポイントについてご紹介していきます。
少々長いですが、「このページを見ておけばOK!」となるようにエッセンスをすべて詰め込みましたので、ぜひ最後までお付き合いください。
戸建てを売却するには、以下の3つの方法があります。
「あらゆるケースにおいてこの方法が良い!」というものは存在しないので、それぞれの特徴を抑えた上で、自分の状況にあった方法を選ぶようにしましょう。
まず一つ目は、買取業者に家を買い取ってもらう方法です。ブックオフなどの古本屋に本を売るのと基本的な仕組みは同じで、買取業者は、あなたから家を買った後に、もっと高く買ってくれる人を探し、その差額で利益を出しています。
最近はリフォーム済み物件やリノベーション物件が流行っていることもあり、古い家を買取した後にリフォーム・リノベーションを実施した上で再販する業者も増えてきています。
業者に買取してもらうメリットは、すぐに現金化できることです。この後にご紹介する2つの方法の場合だと、買い手を見つけるために時間がかかりますが、買取業者にお願いする場合はすぐに現金を受け取ることができます。ブックオフに本を売りに行った際はすぐにお金が受け取れますが、メルカリやヤフオクで売る場合は買い手が見つかるまでは現金は手に入らないですよね。それと同じことです。
一方のデメリットは、買取業者は十分な利益が出るような価格の物件でないと購入するメリットが薄れてしまうため、取引価格は安くなる傾向にあるという点です。また、買取業者がこの物件は再販するのが難しそうと思われてしまった物件は、買取をして欲しくても、してもらえないこともあります。
これは自分の手で買い手を見つけてくるという方法です。知り合いが購入に興味を示しているといったケースであれば、売却活動はスムーズに進むでしょう。
自分で買い手を見つける方法の大きなメリットは、業者に買取してもらうよりも高い金額で売却できることが期待でき、また不動産仲介会社に依頼するよりも仲介手数料分を節約できる点です。
不動産売買を不動産仲介会社に依頼する場合、「売買価格×3%+6万円」(速算式)を上限とする仲介手数料を不動産仲介会社に支払う必要が生じます。例えば売買価格が5,000万円の場合、売い手と買い手はそれぞれ最大156万円の仲介手数料を不動産会社に支払うことになります。なかなかインパクトのある金額ですよね。もし自分で買い手を見つけることができれば、この仲介手数料をそのままカットできるのです。
ただ自分で買い手を見つける方法は、あまり普及していないのが実態です。なぜだか想像がつきますでしょうか?理由は以下の3点です。
特に、買い手が「トラブルが発生しても当事者同士で解決するしかない」という点を気にして、直接取引を嫌がるケースが多いです。
もしあなたが家の買い手だったとして、数千万円の家を購入した後に瑕疵が見つかって、その旨を売り手に伝えても「もう取引は終了したので、自己解決してください」というような対応をされたら…と思うと身の毛がよだちますよね。そんな後悔をするくらいなら、安心料として仲介手数料を支払った方がマシと思うはずです。
不動産取引に慣れている方であればいいかもしれませんが、そうでない人には「自分で買い手を見つける方法」は、おすすめできません。
これは不動産売買の仲介を手掛けている不動産会社にお願いをするという方法です。
先ほどもお伝えしたように、仲介手数料を支払う必要がありますが、何かトラブルになった際に間に入ってくれますし、買取業者に売却するよりも高い金額で売れる可能性が高いというメリットがあります。
最近は不動産仲介会社の競争が激化していることもあり、仲介手数料が安いことをウリにしている会社も出てきているので、仲介手数料をできるだけ抑えたいと考えている方は調べてみましょう。
ただし、仲介手数料のみに囚われるのは厳禁です。きちんと買い手が見つかるようサポートをしてくれる不動産仲介会社を見つけるよう意識してください。そもそも買い手が見つからなければ、お金は1円も入ってこないのですから。
これまで家を売却する3つの方法について説明してきましたが、メリット・デメリットをまとめると以下のようになります。
方法 | 売却額 | 仲介手数料 | トラブル対応 | スピード |
---|---|---|---|---|
買取業者に売る | × | ○ | ○ | ○ |
自分で探す | ○ | ○ | × | △ |
不動産会社に探してもらう | ○ | × | ○ | △ |
方法 | 売却額 | 仲介 手数料 |
トラブル 対応 |
スピード |
---|---|---|---|---|
買取業者に売る | × | ○ | ○ | ○ |
自分で探す | ○ | ○ | × | △ |
不動産会社に 探してもらう |
○ | × | ○ | △ |
メリット・デメリットを踏まえた上で最もおすすめなのは「不動産仲介会社に買い手を見つけてもらう方法」です。(ただし、相続や離婚などですぐに現金が必要という場合は買取業者に依頼しましょう)
仲介手数料を支払うことを考慮しても、買取業者に売るよりは手元に残るお金が多くなる可能性が高いですし、トラブル発生時の対応の手間も抑えられるためです。
ほとんどの方にとっては、不動産売却は初めての経験だと思います。専門的な知識やテクニックなどをまったく持っていない状態で売却活動を進めていくと、色々なトラブルや問題、疑問が生じるであろうことは想像に難くないですよね。
不動産仲介会社に依頼することで、こうした不安や不便さを解消することができるのです。家の売却を考えるならば、まずは不動産仲介会社の利用を検討しましょう。
不動産仲介会社にお願いすることにしたからといって、任せっきりにするのは避けましょう。
確かに不動産仲介会社は不動産売買のプロであり、専門的なノウハウもきちんと有しています。しかし残念ながら不動産会社の中には、売り手であるあなたの利益を無視し、自社の利益のことしか考えないところも存在します。
もしあなたがそのような不動産会社に依頼し、任せっきりにしていた場合、その不動産会社がおかしな行動を取っていたとしても、その行動に気がつかない恐れがあります。
自分でもできるだけ不動産売買に関する知識を身に着けた上で、不動産会社とコミュニケーションを取るようにすると、トラブルを未然に防ぐことができます。
戸建ての売却活動に入る前に、まず全体の流れを把握しておきましょう。事前に流れを把握しておけば、いざ不動産売却がスタートした後でもスムーズに行動ができます。また不動産会社から説明を受けたとしても、すぐに理解できるようになります。
それでは、家の売却はどんな流れで行われていくのか見ていきましょう。
まず最初にやることは、「相場を調べること」です。
え、最初は不動産会社に相談するんじゃないの?
と思った方もいるかもしれませんね。
自分の所有している家がいくらで売れそうなのかを把握しておかないと、不動産仲介会社に査定をしてもらった金額を見ても、その価格が妥当なものであるのかを判断することができません。まずは自分の目でだいたいいくらくらいで売れそうなのか、肌感覚で構わないので事前に把握しておきましょう。
相場の調べ方については、このページの後半で説明しますが、お急ぎの方はこちらをクリックしてください。
次にやるべきことは「不動産仲介会社を探す」です。
良い不動産仲介会社を見つけることができれば、家の売却はスムーズに進みますが、ハズレの不動産仲介会社に当たってしまうと、相場よりも安い金額で売ることになったり、何か月も売れない状態が続いたりしてしまうため、不動産会社探しは気に抜かず、念入りに行うようにしましょう。
効率よく良い不動産会社を探すなら、一括で複数の相見積もりがもらえる一括見積サービスがおすすめです。
できるだけ良い条件で売りたいなら、複数の会社を比較するのが不動産売却における鉄則ですが、一括見積サービスを使うと複数の会社を比較する手間を省くことができます。満足いく査定結果を出してくれた会社の中から、自分と相性の良さそうな会社や担当者を選びましょう。
その際に意識いただきたいことについては、このページの後半でもお伝えしますが、今すぐ見たいという方はこちらをご確認ください。
売却の仲介をお願いする不動産会社が決まったら、いよいよ実際に家を売りに出します。
売り出し価格をいくらに設定するかは「最も」といっても過言ではないくらい、不動産売却において重要なプロセスです。価格設定で失敗してしまうと、いつまで経っても買い手が現れない、なんてことになりかねません。
ご自身で調べた相場情報や不動産会社からの査定価格、周辺エリアの直近の売却事例などを参考にしながら、慎重に決めるようにしてください。
実際に売りに出されたら、不動産会社はインターネット広告やチラシなど、さまざまな方法によって、あなたの家のことを買い手に伝え、購入希望者が現れるのを待ちます。
この時に重要なのが、「いかにあなたの物件の魅力を余すところなく伝えられるか」です。
下記のページでは、不動産ポータルサイト上でいかにして魅力を伝えるかについて言及しているので、興味のある人はぜひご覧ください。
購入希望者が現れたら、内覧をしてもらいましょう。家の実情を確認しないまま、購入しようとする人はほとんどいません。高い買い物なので当然ですよね。
購入希望者は内覧をすることによって、さまざまな情報を得ることができ、そこから知りえた情報をもとに購入するか否かを判断することになります。
当然、内覧で好印象を与えることができれば、スムーズに成約まで至る可能性が高まります。
内覧を軽視してはいけません。きちんと家の中を掃除したり、要らないものを捨てておいたりと、家の良さ・魅力が伝わるよう最大限準備しておきましょう。内覧までに準備しておくべきポイント、内覧時にどのように行動すべきかについては、それぞれ後半パートで説明していきます。
購入希望者から値引き交渉を受けたら、どう対応すればいいのか迷いますよね。
基本的なスタンスとしておすすめなのは「売出価格に加え、絶対に譲れない下限価格を事前に決めておき、下限価格を上回っていれば多少の値引きは受け入れる」です。
頑なに値引きを拒むと購入希望者に対して嫌な印象を与えてしまい、成約につながらない恐れがあるため、おすすめできません。値引きが嫌なのは、想定していた金額よりも利益が減ってしまうからだと思いますが、絶対に譲れない下限価格を自分の中で決めておけば、こうした不安を和らげることができます。
もちろん購入希望者にとっても譲れる点と譲れない点があるため、お互いの希望を尊重しながら、妥協点を見出す姿勢をとることが大切です。
最後のステップは契約・引き渡しです。
買い手が見つかったからと言って安心せず、最後まで気を引き締めて臨みましょう。契約が締結した後にトラブルに発展する可能性がないとは言い切れないからです。
特に不具合や欠陥などについての情報は非常に重要で、買い手に対してきちんと伝え、納得してもらっておく必要があります。
契約書に記載されている内容はきちんと確認しておきましょう。一度契約書に合意してしまうと、後で取り消しをすることは困難です。
など念入りにチェックしましょう。
売買契約が終了したら、実際に家を引き渡し、売却価格を受け取れば、これで家の売却は終了です。
家の売却を成功させるために、いくつかのポイント・テクニックをお伝えします。家の売却で大きな損をしないようにきちんと理解した上で、実践してみてください。
購入希望者を集めるには、適切な価格設定をすることが重要です。いくらで売るのか、その価格を決めるのは、あなた自身です。
あまりにも相場と比較して高すぎる価格設定にしてしまうと、誰も注目してくれません。その一方で、安すぎる価格設定にしてしまうと、購入希望者は多く集まるかもしれませんが、本来よりも安い金額で売ってしまうことになります。購入希望者が多く集まると嬉しい気持ちになりますが、自宅の売却はあくまで”たった一人の買い手”を見つければ成功なのです。
適切な価格設定をするには、まずあなたの家の相場がどの程度なのかを調べる必要があります。ここでは家の相場がいくらくらいなのかを調べる方法について、3つご紹介します。
自宅の相場・市場価格を把握するために、不動産検索サイトを参考にしてみましょう。調べる方法は簡単で、サイトにアクセスし、自分の家と同じような条件の物件を探してみて、その物件の価格を参考にするだけです。
家の価格に大きな影響を与える要素は、「エリア」「最寄り駅からの徒歩分数」「面積・広さ」「築年数」「主要採光面」「(マンションの場合) 所在階」です。これらの条件ができるだけ近い物件を探し、どのくらいの価格で販売されているのかをチェックしてみましょう。
代表的なサービスをいくつかご紹介しましょう。
SUUMO
SUUMOはテレビCMなどの広告をよく打っているため、ご存知の方も多いのではないでしょうか?株式会社リクルートホールディングスの子会社である「リクルート住まいカンパニー」が運営しています。
LIFULL HOMES
LIFULL HOMESは賃貸サービスで多くのユーザーが利用していて、ここ数年伸びているサービスです。株式会社LIFULLが運営しています。
athome
athomeは取引している不動産会社の数が多いのが特徴です。アットホーム株式会社が運営しています。
過去の取引事例を調べる方法はいくつかあります。
一つ目は国土交通省が提供している「土地総合情報システム」です。使い方を簡単にご紹介します。
まず土地総合情報システムのトップページにアクセスをし、次に「不動産取引価格情報検索」をクリックします。
そして、時期・種類・地域を選んでいきます。
時期については東京など不動産の取引件数が多いエリアの場合は過去1年分を、あまり取引件数が多くないエリアの場合は過去2年分を選ぶと良いでしょう。
最後に、「この条件で検索」ボタンをクリックします。
すると、取引データが一覧で表示されます。この中から、売却を検討している家の条件に近い物件を見つけ、その価格を参考にしましょう。
二つ目に紹介するのは、国土交通大臣指定の不動産流通機構が運営・管理している「レインズ」が提供している情報サイトです。
土地総合情報システムと同様に、使い方について簡単に説明します。
まずトップページにアクセスします。
次に、戸建てかマンション別に、エリアを検索し、「検索する」ボタンを押下します。
すると、検索結果画面が表示されます。このページからさらに細かい条件を追加することが可能なので、自宅の条件と合致するものを選択し、表示された取引データの価格を参考にしましょう。
もっともおすすめなのが「複数の不動産会社に見積もりをしてもらう方法」です。
不動産の価格は日々目まぐるしく変動しています。そのため、1年前の取引価格を参考にしても、状況が変わっている可能性があります。また不動産検索サイトを参考にするにしても、同じような条件の物件を見つけるのって意外と難しいですよね。
などに加え、
などなど、様々な要素が複雑に絡み合っています。そのため、不動産検索サイトで自分の家と似た物件を見つけるといっても、なかなか困難なのです。
その点、不動産会社に見積もりをしてもらえば、上記のような複雑な条件と市況感を加味した上で価格を算出してくれるため、実態に近い価格を知ることができる可能性が高いと言えます。またそれを複数の不動産会社に出してもらうことで、より正確な傾向値を把握することができます。
複数の不動産会社に見積もりを依頼する際は、一括見積依頼サービスがおすすめです。ここでは深掘りしませんが、基本的にはイエウールイエウールというサービスだけ使っておけばOKです。
理由はシンプルで、提携している不動産会社数が多いからです。不動産会社数が少ないと、その分良い不動産会社に出会える確率が減ってしまうので、損ですよね。
一つの取引テクニックとして、最初に高い価格を設定しておき、そこから売れるまで少しずつ価格を下げていくという方法がありますが、これは不動産売却において不向きです。インターネットが普及した今、買い手は価格相場について把握しやすくなっているからです。
例えば、あなたがSUUMOのような不動産検索サイトを見ていて、他の物件よりもずっと高い物件があったら見向きもしませんよね。相場を大幅に上回る価格に設定していると、それだけで大きなチャンスを失ってしまうことになるのです。
相場通り、もしくは気持ち高めくらいの価格にしておくのが一番無難な方法であり、買い手を集める上ではおすすめです。
適切な価格設定以外で、家売却を成功させるための重要なコツとして、「家の価値を上げること」が挙げられます。
これは購入希望者にとって魅力的な家を演出するという意味です。
家を購入しようとする方は、ほぼ必ず実際に家に赴き、内覧をすることになります。家の外観や中の様子を自分の目で確認して、そこで自分たちがこの家で生活していくイメージができるかどうかを考えるのです。
内覧時に、家の中がとてもキレイで、快適な空間であるというイメージを植え付けることができれば、その家の評価は高まることでしょう。一方で、ホコリがたまっていて、服が脱ぎっぱなし、水垢がついている、なんて状態だとしたら、「こんな家に住みたくない」と購入希望者から敬遠されてしまうに違いありません。
それでは、内覧の際に印象を上げるためにはどうすればいいのでしょうか?一つずつ紹介していきます。
まずは掃除・整理整頓をきちんと行いましょう。
「どうせ売るんだから必要ないでしょ」なんて考えはご法度です。汚い家に住みたいと思う方はいませんし、片づけができない人が住んでいた家を購入したいなんて思う人もいません。簡単に掃除や整理整頓をしておくだけでも、部屋に対するイメージはぐっと上がります。
玄関は内覧時に最初に見られる場所です。玄関が砂だらけ、汚れだらけ、ぐちゃぐちゃという状況だと、購入希望者はそれ以降内覧する気がうせてしまったり、あらゆる場所をチェックする際にネガティブなところについ目が行ってしまうようになります。
床の砂やホコリは掃除した上で、靴は収納にしまい、可能であれば花でも飾っておきましょう。
水周りの掃除は特に重要です。内覧時にカビだらけ、なんて状態は絶対に避けましょう。
購入希望者は、購入後に水まわりをリフォームする必要があるのか、それともそのまま利用することができるのかをとても気にしています。それによって、出費が大きく異なってくるからです。
そのため、水まわりをキレイであることを伝えられれば、購入希望者があなたの家を購入する可能性を上げることができるでしょう。
内覧時に収納スペースを見てみたいという人は意外といます。そのため、収納スペースにある不要なものは捨てた上で整理しておきましょう。モノが雑然に収納されていると、見栄えが悪くなり、収納力が疑われてしまいます。
どうしても素人では落とすことのできない汚れがある際は、プロの清掃業者に依頼することを検討しましょう。
わざわざ頼むのも面倒だなと思う方もいるかもしれませんが、数万円の出費で買い手の印象をUPさせることができるのであれば、安い投資だと言えるでしょう(家の売却がうまく行けば数百~数千万円のお金が入ってくるのですから!)。
リフォームは「どうしてもやらないことには売却ができない」というケースにおいてのみ、実施するようにしましょう。
最近はリフォーム物件・リノベーション物件が普及していることもあり、リフォームをすることを前提として家を探している方が増えてきています。
リフォームを実施してしまうと、自分好みのキッチンやトイレを選ぼうと思っていたのに、売主の好みでリフォームされてしまってがっかり、、、なんてことになりかねません。これではせっかく良かれと思ってリフォームをしたのにもったいないですよね。
リフォームを実施するのは、あまりにも見栄えが悪く、そのせいで買い手が寄り付かなくなっているようなケースに限るようにしましょう。また改修する場所もできるだけ最低限に留めておきましょう。
家の中の臭いにも気を使いましょう。自分たちには気がつかない臭いが家の中に染み付いていることがよくあります。タバコやペットを飼っている世帯でよく見られる傾向があります。
内覧の前にきちんと換気をするのはもちろんのこと、消臭剤等も活用し、部屋から臭いを排除しましょう。
家の売却を成功させるためには、良い不動産会社ならびに担当者を見つけることは必要不可欠です。
良い不動産会社が見つかるかなんて運だから、どうしようもない!
このように思ったりしていませんか?確かに良い不動産会社に出会えるかどうかは運の要素が大きいのは確かですが、工夫次第で出会える確率を上げることができます。
ポイントは下記2点です。
詳しく見ていきましょう。
不動産見積サービスを利用すると、良い不動産会社を見つけられる確率が高まります。
知っていますか?不動産会社は、売却仲介だけでなく、購入の仲介、賃貸の仲介、賃貸管理など、実に様々なビジネスを展開していることを。
当然、売却仲介に強い不動産会社もいれば、賃貸の仲介に強い不動産会社もいます。もしあなたが売却仲介にそこまで力を入れていない不動産会社に売却の依頼をしてしまったらと思うと、ちょっと恐ろしいですよね。
その点、不動産見積サービスに登録している不動産会社は、不動産売却を得意としている会社ばかりなので、安心して売却仲介を任せることができます。
また、不動産見積サービスを利用するメリットはもう一つあります。
それは、「不動産見積サービスを利用すると、あなたの家を売却する自信のある不動産会社のみからオファーが来ること」です。
「家の売却」と一口に言っても、
などなど、中身は全く異なります。
ここでぜひ覚えておいていただきたいのが、「不動産会社によって得意としている物件が異なること」です。例えば築浅のタワーマンションの売却を多く手掛けた実績のある不動産会社に対して、築30年の戸建ての売却を依頼してもあまりうまくいかなそうだなということは、なんとなくご理解いただけると思います。
不動産見積サービスの場合、あなたの家を売却する自信のある不動産会社のみからオファーが来るような仕組みになっている>ため、どんな物件を得意としているかよくわからない会社に依頼するのに比べて、売却の成功確率を上げることができるのです。
なお、不動産見積サービスを利用する際は、できるだけ多くの不動産会社と提携しているところを選びましょう。できるだけ多くの不動産会社にあなたの物件の存在を知ってもらわないことには話が始まらないからです。
結論から申し上げると、提携社数が最も多いサービスはイエウールイエウールというサービスです。
実際に調査した結果を見てみましょう。(2018年1月現在)
不動産会社と最初の打ち合わせをする際、様々な角度から担当者に対して質問をしてみましょう。その受け答えで、不動産売却に関する知識がどの程度あるかがわかります。
ポイントは、
ことです。
可能であれば質問リストを事前に用意しておき、どんどん質問するようにします。少しでもひっかかることがあったら、遠慮なく掘り下げて聞くようにしましょう。
このような形で不動産会社の担当者とコミュニケーションを取ることで、「この人に家の売却をお願いしてもいいのかな?信頼できるのかな?」というのが少しずつ見えてきます。
良い不動産を見つけるために重要なポイントはこれまでお伝えしてきた通りですが、どうしても1つの不動産会社に絞り込めない時に、おすすめの方法をご紹介します。
「不動産会社の名前 口コミ」「不動産会社の名前 評判」といったキーワードでGoogleやYahooで検索すると、その不動産会社の口コミ情報を掲載したページがヒットします。
それらのページを見ていくと、検討している不動産会社の意外な一面が見えることもあります。中には、過去に業務停止命令を受けていた、なんてことがわかったりするケースもあるかもしれません。
ネガティブな情報がないかをチェックするために、口コミサイトを活用してみましょう。
不動産仲介サービスを行うためには、国土交通省から認可を受ける必要があります。認可を受けると免許番号が発行されますが、この免許番号にはその不動産会社の運営年数に関する情報が隠されています。
不動産免許番号は以下のような構成になっています。
免許権者(更新回数)免許番号
例1:国土交通大臣(4)第6789号
例2:神奈川県知事(1)第5432号
例3:鹿児島県知事(3)第1111号
注意してみていただきたいのは()内の数値です。()内の数値は更新回数を示したものですが、更新回数とは、「その不動産会社が不動産免許を何回更新したか」を意味しています。
更新頻度は5年に1回なので、(1)なら運営年数が5年未満、(2)なら5-10年未満であることがわかります。
もちろん、「運営年数が長いからと言って、絶対に良い不動産会社である」と断言することはできませんが、運営年数が1年未満の新しい会社よりは、10年以上の会社の方が信頼できるのは想像に難くないですよね。
最後の判断材料として、参考にしてみてください。
なお、不動産免許番号は、たいていの場合、各不動産会社の公式ホームページに記載されています。会社概要のページ等に記載されていることが多いようです。
もし調べてもよくわからない場合は、国土交通省が提供している検索システムを使って調べてみましょう。不動産会社の名前から検索することができます。
家の売却を成功させるためには、購入検討者からあなたに対して良い印象を持ってもらうことが大切です。価格や物件のスペックも当然大切ですが、実際に購入の判断をするのは人間なので、あなたに対する印象もないがしろにできません。
では、購入検討者から好印象を受けるポイントをご紹介します。
内覧時は購入検討者から様々な質問を受けます。その場で回答するのではなく、事前により魅力が伝わるような回答を考えておきましょう。
では、購入検討者からよく受ける質問をご紹介します。
もしどう回答していいかわからないという場合は、不動産会社に相談してみましょう。基本的にはうそのない範囲で最大限ポジティブな回答をするようにします。
ご家族がいる場合は、できるだけ奥様が対応するのがおすすめです。
なぜ奥様なのか?
それは、ご近所さんの情報や、スーパーや学校など近隣施設に関する情報のことを旦那様よりも把握しているケースが多いからです。内覧時は購入検討者から様々な質問を受けることになりますが、「わかりません」という回答ばかりだと印象が悪いですよね。旦那様に比べて奥様の方が、家やその周辺にいる時間が長いケースが多いと思うので、そういう意味で奥様の方がおすすめなのです。
また購入検討者から答えに窮するような質問、例えば「値引きできませんか?」「エアコンを置いて行ってくれませんか?」などをされた時に、奥様が対応している場合であれば「すいません、主人に相談しないと判断ができないので、後日改めて回答させていただいてもいいですか?」といったような形で回答を保留することができるのもメリットと言えます。
家の売却において、押さえておいていただきたいポイントを全てご紹介してきました。
全てを実践するのはなかなか難しいかもしれませんが、些細な工夫が購入検討者の心をつかんだりするものです。そのため、できることはできる限りやっておくというスタンスで、家の売却に臨むことをおすすめします。
最後に、これまでお伝えしてきた内容と重複しますが、家を売るためのコツ・ポイントをまとめたので、チェックリストのような形で利用してみてください。
家の売却は基本的に不動産仲介会社に依頼しよう
家の相場をざっくりと自分で調べてみよう
家の相場を正確に知るには一括見積依頼サービスがおすすめ
内覧前に家の価値をあげておこう
自分の家の売却が得意な不動産会社を見つけよう
内覧時は事前の準備が大切
あなたの家の売却がうまくいくことを祈っています。
「新築でマンションもしくは戸建てを購入したけど、5年後、10年後いくらくらいで売れるのか気になる」 もしくは、 「これからマンションか戸建てを購入しようか迷っているけど、5~10年後に売ろ
このページでは、やむを得ない事情で新築マンションを手放すことになった人
築年数の古い中古マンションを売りたい方は、さまざまな悩みをお持ちのこと
事故物件を売却することになったけど、売れるのか不安… 訳あり物件を売
マンションを売りたいと思っているけど、なかなか思うように売却できない…
「新築でマンションもしくは戸建てを購入したけど、5年後、10年後いくら
中古マンションの売却において避けられないプロセスの一つ「購入候補者によ
不動産会社に不動産の売却を依頼する場合は、媒介契約というものを締結する